"about our motifs"
- モチーフについて -

"aum"
インドを旅した方ならどこかで一度は目にしたことがあるハズのサンスクリットで
現地では最も神聖な文字として尊ばれています。
'80年代半ば、旅の途中の北インドでアル Saddhu(修行僧)との不思議な出逢いから
いきなり彫金の道に飛び込むことになって、、、以来この"aum"の モチーフは
個人的な Life Workとしても作り続けています。
・・・では、ドンナ意味があるのかと言うと・・・
インド、ウパニシャッド哲学では【梵我一如】を哲学の中心において、
『梵』(ブラフマン)と呼ばれる一つの「意識」が 宇宙 を創り、 人間個々の「意識」である『我』(アートマン)は、それと別々のものではない、 と考えています。

『梵』は、"aum"(オーム)という音から成り、この音でもって『梵』があらわされ、
この一音(響き)の中に、新羅万象の全てがあると考えています。

"aum"(オーム)という音を発するとき・イメージするとき・観るとき、意識をそこに向かわせることが出来ます。